2012年1月 1日 (日)

〝2012年 明けましておめでとうございます〟ってことで・・・。

 新年明けましておめでとうございます。「今年こそは・・・」という抱負やら目標やらをたて、それがいつの間にか忘れられて、アレレレってことばっかりくり返して、そんでもって人生は過ぎていくんでしょうね。
 ま、それも人の営みの循環からすれば、至極必然だろうとは思いますが、皆さんはいかが新年を迎えられたことでしょうか。
 とにもかくにも、皆さんに幸多かれと祈るばかりです。

 ところで、今年はこの7日に京都学の講座が開かれます。『戦乱と茶道、南蛮寺と聚楽第』
 
というテーマで、織田信長の時代と豊臣秀吉の時代についてお話ししようと思っています。なぜ、この時代に「茶道」の大流行がおこったのか、または障壁画など絵画の隆盛なども含めて、戦国時代から織豊時代という戦時下における精神性とともに、考えてみたいと思っています。

 5月からは、NPO新人会主催の社会哲学ゼミ夏学期が8回にわたって開講されます
 テーマは「対話」についてです。よく対話を重ねてって言葉が使われますが、この対話って言葉は、「予定調和」か「談合」の言い換えになっていないか。それが今回のゼミのテーマです。
 
タイトルは『「対話論」序説』~連累の意味をたずねて~
 
と考えています。
 毎週月曜日19時半から21時までの予定です。
 もし、時間がとれれば、その前に
『丸山眞男「忠誠と叛逆」』(ちくま学芸文庫)を読む演習を行いたいと考えています

 詳細は追ってこのHPに掲載します。

 よく大学卒業後、会社に入って、その論理と機構に絡め捕られて、世の中の事物にほとんど関心を示さず、マスメディアから垂れ流されるご都合主義的な、あるいは場当たり的な言説に、なんとなく従属させられていると感じている方には、ぜひこの二つのゼミに参加していただきたいと思っています。なんか、ヒトも家族も世の中も、そんでもって世界、いや自分の生きかたや人生も、袋小路的になってきています。福澤諭吉の言葉を借りれば、風邪を引いたり病気になったとき、その苦しみを緩めるための投薬として政治や経済の働きはあるが、そもそも風邪をひかず病気にならない身体をつくることが大切で、それは「学問」「学び」にほかならないと思います。

 そんな感じで今年もよろしくお願いします。

 

1月 1, 2012 |

2011年12月 3日 (土)

明日は【京都学】の日です!

 あすは【京都学】の日です!

 テーマは、婆娑羅からはじまって田楽、連歌、能について、この南北朝の混乱に花開いた文化の〝躍動〟について、お話しできればと思っています。

 それと、12月5日は、自主ゼミの【第7講】です。


 最近、ほんとに思うのは、社会人と呼ばれる中年(30代から40代)の方々の「教養」の減退と「子ども」っぽさです。
 学校出た後、何にも「知」のケアの無い、ひどい状況がおこっている感じです。学生時代の、「学ぶ」姿勢はすでに遠のき、そのときどきだけに反応するしかない、いわば自らのありようを失った姿を、よく電車のなかや人びとの会話のなかから、垣間見ることができます。眼の前の「あるがまま」しか見ることのできない状況、もっと云えば、一メートル周囲しか見れていない状況。

 いま、わたしたちにとって何が求められ、何を必要とされているのか。結局は「人」が求められている現実を考えてみる必要があろうかと思います。
 「知」への果敢な取り組みの意味を、もう一度、未来という時間を見つめるようにして考えて見てください。

 でも、そんなようにして、2011年も暮れていくように思われます。

12月 3, 2011 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等 |

2011年10月28日 (金)

次回の「特攻」ゼミと「京都学」講座について

 あちらこちらで放射能汚染のニュースが流れていますが、いまだ電力会社はなにも事態の問題性を見たくないのか、無視している感じです。
 まったく1943年以降の「大本営発表」と酷似しているような不始末で、ホント「日本人」って、とくに会社や官僚、いわば組織にいて守られている人間は、責任や未来への意識というのが、せいぜいで自己実現程度のもので、人間的に未熟であるのは、何らかわっていない感じです。これまで、学校で永い間教える仕事をしていて、無力感を覚えずには、いられません。

 それはともかく、いま行っている「特攻」ゼミと「京都学」ゼミのお知らせです。

 「特攻」ゼミは、11月7日(月)に、前回は「個人」と時代ということをテーマにお話ししましたが、今度は「国家」と時代、いわばなぜこの時期、日本はこんなにも「大陸進出」を欲望したのか、というテーマを民衆意識の勃興という地点からお話ししようと思っています。
 このゼミは、毎週課題文を読んでいただいて、講座を組み立てていますが、最初は安岡章太郎の『家族』、今回は宮柊二の歌集『山西省』でした、ある意味、あらたな読書体験を積めるものとなっていますので、学生諸君の途中参加をお待ちしてます。
 参加希望の方は、連絡先:運営学生平野慧(mail 
ed91264@kisc.meiji.ac.jp)へ。

 「京都学」ゼミのほうは、11月5日(土)に、今回は<平家の栄華と東国武士の侵攻>というテーマで、おもに平安末期から鎌倉初期までの歴史と京都の動揺についてお話しします。あまり難しくならないよう、細かい知識は避けながら、大づかみながらも、この時代の息吹を伝えられたらと思っています。
 こちらは京都商工会議所
http://www.kyo.or.jp/kyotoにアクセスしてしてください。

 ついでにわたしのtwitterもよろしく! 

yaga_tatsu http://twitter.com/#!/yaga_tatsu 

10月 28, 2011 0. 緊急のお知らせ, 2011年社会哲学講座について |

2011年10月 9日 (日)

【京都学】講座と【特攻と戦争】講座について

 秋晴れの、いい天気が続きます。颯々とした風も、清浄な空気も気持ちがいいですね。

 ところで、10月1日には【京都学】初講を行いました。テーマは、『平安時代の開幕と「華」としての貴族文化』でしたが、平安京の遷都の理由に少々時間をとられ、「華」としての貴族文化については、すこし説明不足となりました。

 次講は11月5日(土)に『平家の栄華と東国武士の侵攻』をテーマにお話ししますが、その際には、貴族文化について再度触れながら、京都の歴史について、わかりやすくお話しできればと思っています。

 社会哲学ゼミは、10月3日に第一講とガイダンスを行いました。明日は、「昭和」という時代をテーマに、特攻という作戦が、なぜこの国で考えられたのか、その底流や背景について、考えてみたいと思います。

 こちらのほうは、明日から受講というのもかまいませんので、時間がありましたらおいでください。先週も、いろんなかたちで意見交換や議論ができました。それがこのゼミのもっともいいところですので、とくに学生諸君には是非参加ください。

 ただし、開始時間が30分早まりまして、19時スタートとなりました。ご注意ください。

 秋です。学問勉強の秋です!

10月 9, 2011 0. 緊急のお知らせ, 2011年社会哲学講座について |

2011年9月 4日 (日)

【NPO新人会秋季講座】のお知らせと【京都学】のお知らせ

 <はじめに>
 
まだまだ暑い日が続いています。それにしても日本列島の2011年は激甚な天変地異の年となりました。いま大型台風の風雨で被害に遭われているかたは、ほんとうにお気の毒としか言葉がありません。いぜん十津川を旅したことがありましたが、紀伊半島の脊梁であるこのあたりの風景は、幾重にも山々が重なり、本当にすばらしいものでした。その山稜を切り裂くように流れる河川、そしてその渓谷の緑の青さも美しいものでした。
 いつしかまた自然の治癒の力で、あの山河はもどってくるかと思いますが、人びとの生活を立て直すには、たいへんなことかと思います。
 震災と原発災害、そして台風による被害。いずれも長く記憶に教訓として刻み込んでおくべきものだと思います。

 ところで、10月から【NPO新人会主催の秋季講座】と京都商工会議所主催の【京都学講座】をはじめることになりました。

【NPO新人会の秋季講座】のテーマは
 
『特攻と戦争~「死」について考える。』というテーマで全十講座を考えています。ここでは、2008年東大駒場キャンパス自主ゼミでおこなったテロと特攻の問題、罪責としての戦争の追究をより深く論考しつつ、戦時にひとびとがなぜ死に向かっていったのかを、特攻と自殺の対比やそのもつ意味を深めつつ、さらに論考していこうと思っています。
  場所:池袋勤労福祉会館
  *JR池袋駅西口下車、ホテル・メトロポリタン裏池袋消防署隣り
  時間と日時:毎週月曜日19時30分~21時
  *10月3日(月)初講日~12月19日(月)ー全10講座
    ~途中、会館の休館日が2回ほどはいり、休講となります。
  連絡先:運営学生平野慧
(mail ed91264@kisc.meiji.ac.jp

京都商工会議所主催【京都学講座】
テーマとして京都の歴史を学ぶとして、平安京遷都から幕末明治期・近代までの全6回の講座です。この講座では、一回一回テーマを決めて、そのなかで楽しく京都の通史を眺めてみようという企画です。詳細は、下記のとおりです。

 【京都学】ちらし http://www.kyotokentei.ne.jp/pdf/h23-tokyo-rekishi.pdf

みなさんのご参加をおまちしています。楽しくが講座がすすめられたらと思っています。 

 

    

9月 4, 2011 |

2011年7月31日 (日)

高尾山登山のお誘い

 地震、原発、洪水・・・。まさに天変地異の末世のような、このニッポンです!
 人も社会も、なにもかもが「こうじゃなかった・・・」的な隘路に陥った感がします。でも、暗くなっても、停滞してもいいことはありません。

 そうです。この夏、また恒例の高尾山登山の日が近づいてきました。

 8月6日午前9時30分、東京の西のはずれ、西方浄土の山、霊山高尾山の入口、京王線高尾山口に集合です!

 新人会の皆さん、OB・OG各位、そしてなんたって、私の講義を受講している若者たちよ!
 集え、高尾山です! 汗もかきます。こんなにもしゃべれるかと思えるほど、しゃべりもします。友達もできます。ためになります。

 OB・OG諸君も、日ごろの運動不足でたるんだ腹の皮をねじりに来ませんか?
 きっといい汗かいて、爽快になります!

 集え、高尾山です!

 とくに、18、9歳のこの時期に高尾山登山をした経験は、新たなスタートを切るように大きなことになると思います。

 山での新鮮な空気が身体のなかに入ってきます。集え、高尾山です!

 連絡先は、yacoty06@yahoo.co.jp(安井さん)まで。

 かならず来いよ!

 

7月 31, 2011 0. 緊急のお知らせ |

2011年7月 8日 (金)

【国家論】終講のお知らせ

 ある編集者曰く、「暑い! 日本はまさに亜熱帯だ! 地球滅亡も近いかも・・・。となると次代は恐竜の時代か・・・」 ま、それもありそうですね。
 1954年のビキニ環礁水爆実験での死の灰と第五福竜丸の被曝と悲劇・・・。その年のゴジラの誕生。ゴジラは日本に上陸して破壊の限りを尽くして憤怒を爆発させます。
 しかし、ゴジラはすべてを打ち砕き皇居にたどりつくと、そこでくるりと背を向けて、海に帰っていきます。あれは南海の砂となった戦没者の怒りだったのでは?
 しかし、彼らに死を命じた天皇には、怒りをぶつけられなかった。いや、憤怒は抒情に吸い取られたのか・・・。

 とまぁ、この原発災害のまだまだ続くさなか、この暑さと「脅迫節電」の国家権力および電力会社の威嚇には、ホンマ、ゴジラにでもなって怒りを爆発させたいくらいですが、それにしてもいつものことなのかもしれないけど、原発推進の組織的応援メールを出させる電力会社も、この時期これは頭が悪いとしかいいようないなぁ・・・。受験エリートの生産ばっかで、人を育んでこなかったツケが、ようく見えてきます。

 さてさて、2011年夏学期の社会人ゼミは、明日7月9日(土)で終講です。これまで、いろんな方々にお出でいただき、ありがとうございました。当日の講義終了後は7時半には移動を開始して、8時ころから打ち上げとなります。当日飛び入り参加したいかたは、私のところまでメールください。場所は池袋の「さくら水産」という居酒屋だそうです。

 また9月から、あらたなというか、これまで深めてきたテーマ、たとえば「特攻」「現代史」を論考する時間をもちたいと考えています。
 ついでに、10月から毎月第一週の土曜日に、東京駅の三菱ビルで、『京都学』<仮題:平安京遷都から明治の京都>の講座を3月まで全6講をもつことになりました。
 
京都商工会議所公認の京都検定を志望しているかたや京都の歴史に興味のあるかたは、楽しんでもらいたいと思っていますので、お出でいただければ幸です。申し込みは、インターネットで京都検定を検索して、そこでご覧ください(まだ受付はしてないかもしれませんが・・・)。わたしは、マジメに歴史の種々のお話しをします。

7月 8, 2011 0. 緊急のお知らせ, 2011年社会哲学講座について |

2011年6月21日 (火)

6月25日土曜日の講演会について

 講演会のテーマ:「がんばろう日本!」でいいのか? 
   震災の時代を生きるために~撮る人、考える人~

ということで、今週6月25日土曜日(14時~)に、中野サンプラ(JR中野駅北口徒歩2分)の7階研修室10で、写真家の長倉洋海さんと講演会をします

 長倉さんは、これまでアフガンの軍事司令官マスードの写真やエルサルバドルの人びとや子どもたちの写真、今度7月からは、コニカミノルタ新宿ギャラリーで『北の島・南の島』写真展の開催など、精力的に困難な時代や状況に向かってシャッターを切ってきた人です。
 わたしはそんな長倉さんが書いた『私のフォトジャーナリズム』(平凡社新書)の書評を書いた(「週刊金曜日」紙上)縁で、講演会をすることになりました。

 長倉さんは、おもにファインダーから覗いた現実を、わたしは文章を書き、いろんな人びととさまざまな講座を通じて語りあってきた現実から、それぞれ発言しようと思っています。

 ぜひご参加ください! 入場は無料ですし、いろいろ質疑応答などで話ができればと考えています。いま、ホントにお互い語るべき時代ですよね。

*詳しくは yuuya.dream@gmail.com 法政大学社会学部、渡辺悠哉くんへ

6月 21, 2011 0. 緊急のお知らせ, 1. 講演予定等 |

2011年6月11日 (土)

社会哲学講座第7講とマックス・ウエーバーの講座、その他について

 6月10日発売の「週刊金曜日」に大杉栄の『叛逆の精神』(平凡社ライブラリー)の書評を書いています。短いものですけど・・・。

 いまの時代にあって、政治は政治家に壟断され、あるいは私物化され、経済は、「経世済民」からはほど遠く、文化は巨大マスメディアがいいように商業主義に染め上げているように見えます。
 そんなことで、小説家村上春樹が、いまごろになってしたり顔に「原子力にNO!」などといっていることをとりあげて、あの「有名なムラカミハルキも・・・」といった記事(朝日新聞)を載せる目線は、ま、愚弄的な感じだなぁ、です。


 
大杉栄は、彼の生きた時代であっても、またいまのこうした時代にあっても、やはり少数者であり、異端となってしまうでしょう。しかしながら、歴史は少数者や異端とされた者が、つぎの時代には光り輝くという事実を伝えています。時代には変化がつきまとっています。

 さて、講座もあと数回となりました。「国家論」第7講では、国家の仕事ということをテーマに、国家とグローバリズムの相互のありようを論考します。一方、マックス・ウエーバーは『職業としての政治』の発表です。発表者のかたには、よろしくお願いします。

 それと、【VERY50】の講座(6月16日)のほうは、ベトナム戦争や全共闘運動などの60年代後半から70年代にかけての時代を追います。ぜひご参加ください。

yaga_tatsu http://twitter.com/#!/yaga_tatsu 

6月 11, 2011 0. 緊急のお知らせ, 2011年社会哲学講座について |

2011年6月 6日 (月)

すこしお知らせ!

最近、連絡等が滞ってしまってすみません。


明日6月6日は『国家論』の第6講、『「マックス・ウェーバー」を読む』は、第5講に入ります。『国家論』のほうのテーマは、いよいよ<グローバリズム>を扱うことになります。できるだけ、難しくないようにと心がけて臨みます。
最近、ともすれば力みがちなので、ゆっくりと「国家」とは何かというテーマでお話しできればと考えています。
『マックス・ウェーバー』のほうは、今回で『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』は読み終わります。最後は「資本主義の精神」とはということになります。

どちらにしても、後半、大詰めとなってきました。

ちなみに、今週号の『週刊金曜日』の書評欄に武藤洋二さんの『天職の運命』(みすず書房)について書いていています。お読みいただければと存じます。

それと6月25日、写真家の長倉洋海さんと講演会が中野サンプラで14時からやります。こっちの方の詳細は、新人会のツイッターをご覧ください。

さまざま、まだまだお知らせするものがありますが、今日はこのくらいで・・・。

ツイッターはyaga_tatsu http://twitter.com/#!/yaga_tatsu

新人会の方はhttp://twitter.com/#!/Shinjinkai

6月 6, 2011 0. 緊急のお知らせ, 2011年社会哲学講座について |